本年も宜しくお願いします。
2025-01-17
更新遅くなってしまいました。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
本日は山形県米沢市の長命寺(ちょうめいじ)様へ。
写真は施工中の本堂の様子。
今回は天井の張替工事。既存の天井を解体し、格天井と呼ばれる仕様の天井に張り替えていきます。
格天井とは、格縁(ごうぶち)という角材を格子状に組み、正方形の鏡板(一枚板)を張った天井で、 荘厳で格式の高さが特徴。寺院や書院で多くみられる様式です。 古くは鎌倉時代から、明治以降は西洋建築にも用いられてきました。
解体の前に、まずは養生から。完成が楽しみです◎
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いよいよ。
2024-12-27
本日は山形県山形市の成安寺(じょうあんじ)様へ。
写真は施工中の本堂の様子。
いよいよ銅板屋根も葺きあがってきました。向拝の鬼飾りという屋根飾りが映えます。
入母屋部分の形状も綺麗に納まりました。
内部も格天井と呼ばれる天井仕上げ。ケヤキの根杢とよばれる木目の天井板を施工してきます。完成が楽しみです◎
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竣工式。
2024-12-04
本日は青森県八戸市の常現寺(じょうげんじ)様へ。
写真は完成した本堂の様子。
今回は約8カ月にわたる工期で遠方ということもあり、なかなか困難な部分もありました。
そういった中でも工夫を重ねながら、なんとか無事終えることが出来ました。
無事完成検査も終わり、そのあとの竣工式。若干の積雪はあるものの快晴の空。
晴れやかに式典を終えることが出来、本当に良かったです◎
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唐破風屋根の建て方。
2024-11-29
本日は山形県山形市漆山の浄土院受楽寺(じょうどいんじゅらくじ)様へ。
写真は改修中の山門屋根の建て方の様子。
唐破風(からはふ)とは、日本の伝統的建築の屋根にみられる屋根形状の一種で、三角形の屋根の頂点部分に曲線を連ねた形状の破風板をつけたものです。中央部が凸型に、両端部が追凹型の曲線になっており、装飾性が高いのが特徴です。
安全第一で、工事を進めていきます◎
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蓑甲の造作。
2024-11-15
本日は青森県八戸市の常現寺(じょうげんじ)様へ。
写真は改修中の本堂屋根の様子。
蓑甲(みのこう)とは、切妻屋根や入母屋屋根などの屋根において、破風と屋根の頂部から流れる平部との間にある曲線部を指します。
主に社寺建築や数奇屋建築の屋根に見られ、独特な美しさを持つのが特徴。
ちなみに箕甲という名称は、穀物類のふるい分けに使う竹で編んだ農具である「箕(み)」の甲部分に形が似ていることに由来しています。
屋根の印象を大きく左右する重要な工程のため、しっかりと型を決めながら、一段ずつ丁寧に仕上げていきます◎
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